余白-コトバの外側

白と黒の間に世界は無限に在る

まぐろは泳ぎながら寝て、私は夢の中でもつくる。

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綱渡りのように

ぎりぎりのところで

時間に間に合わせていく

ちよっとできた隙間に

いろんなことが割り込んでくる

欲張りなのか下手くそなのか


ただ

 

忙しいことを言い訳にするのは


なんか負けたような気がして


体育会系なかんじで

つくることをしてると

なんかぱさぱさしてきたよ

保存

夏のはじめの水の匂いと目的の定かではない遠泳

夏の手前の

すこし長い夕暮れ

水の匂いは

どこかで降った雨を

風が運んできたのか

それとも

記憶の中のプールの匂いか

同じことを繰り返す毎日が

だいたい人生だとしたら

いまは予測のつかない波の中

ただ精一杯泳いでる

金づちなんですけど

奇跡的に泳げている

どこにたどり着くか

そもそも何処を目指しているのか

わからん。けど、出来るだけ遠くに。


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生まれた町

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木漏れ日の揺れる道

 
階段のコンクリから伸びる草
 
坂と信号
 
学園前をあるく
 
生まれた町
 
あやめ池小学校
 
伏見中学
 
一条高校
 
京都の短大
 
大阪の会社
 
いつも学園前はおかえりと
 
言っていた
 
 
1番はしっこの店は本屋さん
 
パーラー
 
プリンに憧れた
 
百楽
 
中華に衝撃をうける
 
 
忍び込んでグラウンドで遊んだ
 
生まれた町の片隅に
 
ちいさい私が今も棲んでる
 
 
 
 

壁、また、壁、のクエスト消化中

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子供の日

小さな草花が路地に咲く

長屋のゲストハウスのお庭で

ゴンチチをかけながら

小さなお花の絵を描いた

空から光は溢れていて

甘い白ワインを飲みながら

人々はにこにこして

金色のお休みという名前にふさわしいよな

一日。

次の日

いつのまにかメンバーに入っていた大きなプロジェクトのことで

お願いをしに大阪へ
そしたらそれどころじゃなくて

渦の真ん中にいたという驚き。

出来るかどうかはともかくも

壁が大きければそれだけ成長するものだ

今年は大きな壁が次々にやってくる

神様のプレゼントかと思えばいいのか