五月の準備をしつつ 六月のことを考え 四月の仕事が収まることに胃を痛める。 じゅうぶん 勤勉ではなかろうか。 緩急ない勤勉さだ。 家の中でくるくる時計が回っていく 時間が足りないことに 腹をたてるがその怒りに行き場はない。 気がついたら 桜は散って…
ここ数年ひかなかった風邪を、二月と四月に続けてひいた。風邪を理由に 花冷えの雨の日にぬくぬくと眠る。コップに溢れそうな水の底に膝をかかえて眠る。目覚めたら、薄暗がりの部屋は時間もわからないからまた眠る。魔法にかけられたように、眠っても眠って…
引用をストックしました
引用するにはまずログインしてください
引用をストックできませんでした。再度お試しください
限定公開記事のため引用できません。