余白-コトバの外側

白と黒の間に世界は無限に在る

目的地の途中の降りたことのない駅で次の電車を待つ間

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風の森という名前の美術館に

 

行く時間をやっと見つけた。

 

展示会の予定が来週まで延びて

 

搬出の日が1週間延びたのだ。

 

3時間かかるというので

 

朝から遠足の気持ちで

 

リュックサックに

 

心持ちうきうきを詰め込み

 

電車を乗り継ぐ。

 

初めて降りる駅のホームの向かいの緑が夏の色

 

ここから緑はさらに深く

 

風の森は緑の濃さの先にあるらしい。

 

先月まで、どこか瓶の底でユラユラしていたものが

 

クッキリと形が見えてきて

 

早く描きたい。

 

描くものが見えているとき

 

私は一番元気だ。