余白-コトバの外側

白と黒の間に世界は無限に在る

時間はかつてしずかに流れていた

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2012年の個展での作品

 

「時をとじる」という制作

 

庭の梅の木の下に攪拌した紙を置き

 

落ちてくる実

 

飛んでくる葉

 

期待はできないけど、猫の足跡など

 

捕獲してみようという時間をテーマにした作品をつくった

 

閉じ込めた梅の実は

 

紙の中で朽ちて粉々になっていった

 

色褪せても花であることを保っているラベンダー

 

モノの在り様と時間。


もう少し掘り下げてみたい制作ですが

 

残念ながらいまの私は

 

モモの灰色紳士に搾取されたごとく

 

手持ちの時間がどんどん減っていく

 

なぜだ・・・・・



と、そこでここにアザトク繋げるんですが、

閉じられる廃工場での制作は

 

もしかしたら私に「時間」を返してくれるかもしれない。

「the birthday」レクイエムライブ