南の島の家に 波と風を描きたいと思った。 風は扉を開けてすぐの玄関に。 波は横たわり休む間に。 風は細い空気の動き 椰子の木にまとわり 島の記憶を運ぶ。 海岸に寄せる波が 風の中に 潮をのせる。 そんな筆の運びを想う。 山に守られて育ったわたしは 海…
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